뼛속까지 ~이다/根っから(の)~だ

韓国語

 

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韓国語で「뼛속까지 ~이다」という表現があります。直訳すると『骨の髄まで~だ』です。意味も同じです。뼈 (骨)+속 (中)+까지 (まで)の形ですが「뼈」と「속」の複合名詞になってサイシオッ現象 (사이시옷 현상)が起きて「뼛속」になりました。

 

 

サイシオッ現象(사이시옷현상)とは?

2013/06/24 – 韓国人にも厄介者扱いされる사이시옷(サイシオッ)ってヤツ

 

『骨の髄まで』は2つの意味がありますよね。

1。身体の中心まで。

2。骨の髄まで届くほど徹底的に。心の深層部や奥まで。

1番の意味は全く同じ意味です。

2番もほぼ同じですが微妙に違うかもしれません。

私がはっきり言えない理由は『骨の髄まで』の正確な意味が分からないからでもあります。

だったら書くな!とは言わないでください(笑)

 

2番の場合、私からみたら「뼛속까지」を『骨の髄まで』と訳するのはどうしてもニュアンス的にちょっと重い感じになってしまうのです。どちらかというと『根っから(の)』に一番近いのではないかと思います。

 

使い方は『뼛속까지+名詞(ひと)다.』です。

もし見かけた文章が名詞ではなかったら辞書の1の意味で解釈してください。名詞の部分に何が入るかによって良し悪しを判断しますがその数は限られています。なので日常で使うことも非常に少ないと思います。

 

 

使い方1。職人さん、専門職の人に使う

 

これはプラス的なイメージで最高の褒め言葉になります。

그는 뼛속까지 개그맨이다 (彼は根っからの芸人だ)

その人だからこそ出来る事みたいな感じです。『どんな状況でも彼は人を笑わせてくれる、期待を裏切らない』『さすが~だ』といった感じです。

日本のお笑い芸人に例えると明石家さんまさんとかダウンタウンさんとかでしょう。

역시 아카시야 삼마는 뼛속까지 개그맨이야.

 

 

使い方2。韓国人対象 : 뼛속까지 한국인, 뼛속까지 한국사람 (根っからの韓国人)

 

何がどうであれ、韓国人の気質や韓国人らしさが出てしまう、隠せない。下記は一昔私が一人旅をしていた時のエピソードです。

 

大阪城で韓国人観光客2人が私に近寄ってきて話しかけました。

“저기요~ 사진 좀 찍어주시겠어요?” (すみませんが写真撮っていただけますか?)

私はふとイタズラがしたくなってわざと首をかしげながら韓国語が分からないふりをして2秒位、間をおいて日本語で答えました。

“ああ~いいですよ。” それから

“いち~、に~、さん”までちゃんと言えましたが最後にボロが出ました。

“잘 찍혔어요?” (うまく撮れたでしょうか?)

って韓国語でしゃべってしまったのです。

역시 저는 뼛속까지 한국사람입니다 ^^

 

 

使い方3。外国人対象 : 뼛속까지 한국인, 뼛속까지 한국사람 (もはやすっかり韓国人)

 

外国人が長年韓国で暮らしていると段々韓国人化(?)していくケースあります。例えば最初はキムチが食べられなかった人が、いつの間にかキムチがなければ食事ができなくなるようになったら

“뼛속까지 한국사람이 다 됐네” (すっかり韓国人になったね)と言えるでしょう。

 

아메리칸 스타일 자막

뼛속까지 한국사람 자막

この人は1980年代に来韓し1997年国籍を韓国に帰化したアメリカ出身のタレントさんです。帰化してロバート・ホリーという名前を韓国式名前のハ・イルに変えました。この人に対して”뼛속까지 한국사람”というテロップが流れましたね。30年も居続けたらそれはすっかり韓国人になるでしょうね。

 

 

로버트할리 양놈 말실수

しかも口を滑らせて西洋人のことを「양놈」[footnote]양놈 : 西洋人を意味する俗語[/footnote]で呼んでしまった西洋人です。放送禁止用語なので「양」の代わりに羊で表記されました。

 

補足 : 地方に例えたら、”뼛속까지 부산사람이다” (根っからのプサン人だ)もアリです。

 

 

使い方4。趣味系などに使います。

はじめから。もともとって感じです。

“나는 뼛속까지 동방신기 팬이니까” (あたしは根っから東方神起のファンだから)

 

 

使い方5。政治家に使う

 

親日派や親米派という言葉を入れて政治家を責めます。結構マイナス的なイメージでダメ人間、クズ、クソ野郎みたいな感じです。『親』という字が入っていますが、韓国で親日(친일)、親米(친미)という言葉は売国奴ってイメージです。敏感なところなので例文はありません。

 

 

余談。私が”뼛속까지 일본사람”と言われたエピソード。

 

私は2年前に後輩(韓国人)と2人暮らしをやったことがあります。部屋に一緒にいてテレビを見る時、私は日本の番組派で彼は韓国の番組派でしたけどそこはなんとかお互い譲り合ってトラブルはありませんでした。当時の私は韓国人でありながらも韓国のことに全く興味を持てなくてニュースすら見ていませんでした。韓国のバラエティを見てても笑いのツボがわからなくて全然笑えなかったのです。そんな私を見て後輩はこう言ったのです。『형은 이제 완전히 뼛속까지 일본사람이 다 되었네요』(先輩はもはやすっかり日本人ですよ)

その場では否定しましたけど、その通りかもしれないなと思いました。確かに見た目もちょっと日本人っぽくなっていますし、日本人から韓国のことを聞かれても何も答えられませんでしたからです。これはヤバイ!と思い知らされた一言でした。それ以来は韓国のことも気にすることにしています。
역시 저는 뼛속까지 한국사람입니다 ^^;

 

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